入社のきっかけについて
以前はどのようなお仕事をされていましたか?
塾講師としてカリキュラム作成、授業、テスト作成、面談や新校舎の立ち上げなどを行っていました。 保護者へは具体的な(段階的な)目標設定とそれに対するプロセスを提示し、 生徒へはモチベーションが上がるよう声掛けを行ないながら目標達成できるように日頃から信頼関係を構築し指導していました。
集客面では、各地域の人口推移、学校規模、進学率、地価などをリサーチしターゲットを定め広告の地域 選定や枚数の振分などを行っていました。
2019年の暮れ頃から転職活動を行っていました。
塾講師も、今のサニタリー配管の仕事も、人が相手であることに変わりはありません。
当時も生徒さんや保護者の方との信頼関係は大切にしていましたし、今も社内・社外問わず信頼関係は大切であると感じています。その点では塾講師時代の経験も役立っていると感じます。
当時は国語と社会を専門に教えていました。
授業で、製造業や建設業などの『二次産業』について教えることはありましたが、イメージしきれていないところがありました。。
実際に飛び込んでみると学びが多く新鮮です。また、仕事で関わった商品がスーパーに売られていたりしますので、その裏の製造ラインにも想像がつくようになりました。
他の企業と比較はされましたか? どのような点を比較しましたか?
塾講師とは正反対な法人営業、有形商材の企業を中心に転職活動を行いました。
(当時は二次産業/製造業、建設業などに興味をもっていたため)
その中で、 特に商材を比較していました。
専門性の高い商材を取り扱っている・ニッチで競合他社が多くない企業を中心に、その企業の強みを意識し転職活動を行っていました。
転職活動自体は転職活動サイトやエージェントサービスなども利用していました。
サニタリー配管業界自体をはじめから知っていた訳ではなく、転職サイトに掲載されていたのを見たのがきっかけでした。
特に丸愛工業では価格勝負になりにくい仕事をしているところが魅力でした。
どのような点が入社の決め手となりましたか?
決め手は会社の雰囲気はもちろん、 業界的にもニッチな分野であると説明を受け、薄利多売になりにくいと感じた点です。 営業分野で探していましたので、沢山の人と接する機会が多い点は前職の経験を生かせるとも感じました。また、サニタリー業界でのシェアが高いというのも聞いていました。
入社の際は、面接を一回と先輩を交えた面談を一回したのですが、面接の際に工場の様子も見せてもらいました。工場自体はじめて入る体験だったのですが、整理整頓されて明るい印象の工場でした。
入社前に不安だったこと・心配だったことはありますか?
業界について全く馴染みがなく、基準となるものを何一つ持ち合わせていなかったことです。
一般配管とサニタリー配管の違いなどは分かっておらず、 現場と言われる工場内すらイメージすることが難しかったです。 未知の世界に入り込むような感覚でした。
勉強自体は実際に入社してから関連しそうな配管の本などを数冊読んでまとめたりなどしていました。
実際に入社されてみてどうでしたか?
コロナ禍での入社だったこともあり、 最初は割と自分で学習をすすめ、不明点は教えてもらっていた時間が多かった気がします。 最初は「配管とはなにか…」から勉強した思い出があります。
コロナが落ち着き案件が増えていく中でその時学んだ知識と実物が繋がっていく感覚がありました。
一気にすべてが分かるようになるというよりは、 一つ一つの案件に丁寧にかかわることで次に積み重なっていくような気がします。 現在もですが日々学んでいます。
入門書がいくつかあるので一通りまとめたり、配管の歴史なども勉強していました。もともと歴史が好きなこともあり、「そもそも配管とは」という概念から知識を深めていきました。
まずは先輩から聞いたことをお客様にもお伝えすることを繰り返しながら、徐々に自分の知識になっていったという感じています。